先日博多に行ってきましたので、番外編で旅行記などを少々。

土日に行ってきたのですが、その2〜3日前から風邪の兆候が見え隠れ。喉がちょっと痛かった。

今回の目的は、新卒で入社した会社でお世話になった先輩で、

その後一緒に会社を立ち上げた恩人に5年振りに会いに行くこと。

当初は東京でやってたけど、その後その人の地元の博多に拠点を移すことになり、

自分も付いて行くことになり、そこで1年続けたけど、

リーマンショックで立ち行かなくなり辞めることになった。

そんな前置きで、着いた福岡空港。看板が、福岡来たな〜としみじみ思わせる。

そんな時、到着時刻を伝えていた恩人からタイミング良く、おかえり!なんてメールが届く。

来た!というより、戻ってきた!という表現がこの街には似合う。

そんな、ホスピタリティーというか、受け入れてくれる優しさのようなものが、

良い思い出達と共に、この街にはある気がする。
空港の看板







着いた博多駅。ここから徒歩数分のところに事務所を構え、そこに住み込みで働いてた。

その思い出の場所は翌日行くとして、まずは思い出のバスセンタービル。
バスセンター






ここで何人かの女の子と待ち合わせしたっけ。あの子達は今どうしてるのかな?

元気でいてくれればそれでいいな。と思いつつ、

しっかりとこまめに連絡してたら今回会えたのかも。

なんて、妄想してるだけのほうが良かったりするもんね。

あの頃好きでよく見てたビルの間の空。それは今も何も変わらずに、そこに在った。
ビルの間の空







恩人との待ち合わせは夕方なので、

それまでの間、様々な思い出の場所を巡る予定も、この日はあいにくの雨。

行きたいところ全部は行けなかったけど、何箇所か、特に思い入れの深い場所には行けた。
博多駅






数カ所思い出の場所を巡り、あの時の気持ちを思い出す。

20代真ん中で若かったあの頃は、とにかく勢いだけで進んでたし、

それで何とか成る気がしてた。実際何とか成ってたし。

でもいずれそれだけじゃ立ち行か無くなる時が来る。

大人に成るに連れて、逆らえない流れにぶつかる。

年や経験を重ねるに連れて、若さ故の勢いは無くなってきたけど、

その分上手く立ちまわる術を手に入れたのかもしれない。

でも、今だに不器用で失敗ばかりだけど。


そして夕方、恩人と、その、働いてた時は彼女だったけど、今は奥さんとなった方と合流。

合流したJRの改札前は、数人の女の子を見送った思い出が詰まった場所だったこともあり、

特別な感情と、久しぶりに恩人に会えた嬉しさでいっぱいだった。
雨空







恩人の奥さんは俺のことを物凄く変わった人と認識してて、(あながち間違いではないんだけど)

今回博多に来ることを伝えたところ、その日から心待ちにしてたとのこと。

その3人で博多時代何度か飲みにいった思い出の店に行き、飲み始める。

久しぶりに会えた嬉しさと恥ずかしさを、乾杯のビールで紛らわす。

止めどなく溢れてくる思い出話にお酒は進み、ついつい写真を撮り忘れてしまう。

いや〜、3人ともマシンガントークで、カメラを取り出す隙すら無かったよ。

そこで恩人にずばり言われたこと、「今、仕事か仕事じゃなくても

本気で取り組んでることあると思うんやけど、それ今ちょっとやる気落ちてる時期やない?」

なんで分かるんだ!?博多時代もそうだったけど、この人は俺の事を全て見通してしまう。

5年というブランクがありながら、その力は健在でビックリ!

ちょうど仕事であまり気乗りしない案件に取り掛かってて、

なかなか進まなかった時期だったのね。そこで的確なアドバイスを貰う。

気まぐれで決めた日程だったけど、それが一週間前でも無く、一週間後でも無く、

この日だったから良かった。ものすごく絶妙なタイミングだったけど、

導かれたというか、何かの縁というか、とにかく本当にこの日で良かった。

夕方18時半から飲み始めて、真夜中3時半までぶっ通しで飲む。

日付変わる頃から、只でさえ風邪気味でヤバい喉がぶっ潰れて、

かなりのガラガラ声で喋ってた。でもそんなこと構ってられないくらい喋りたいことがあった。

楽しかったし、日頃の溜まってるものを吐き出せた。そしてアドバイスを貰った。

店が閉まってしまうということでお開きになり、恩人とその奥さんと別れる。

本当に素晴らしい時間だった。あっという間だった。感謝してます!

この日の宿は博多時代の事務所があった近くのホテルを敢えて予約。翌日見に行く為ね。

近くの、何か考えることがあると、その欄干でずっと物思いにふけってた橋から川を見る。

なにも変わってないね。大きな目で見たら俺自身もそうなんだろう。

あの頃着てた服は、Tシャツ1枚すらもう残って無いけど、

俺自身は何も変わってなくて、今ここに居るんだよ、久しぶりに戻って来たんだよ、って。
夜の川







翌朝、当然のように2日酔いでお目覚め。

コンビニで2日酔いに効くらしいドリンクとポカリを買う。

でもこの2日酔いに対しては少しの気休めにもならないんだろうな。

そんな2日酔いの気持ち悪さを抱えたまま、事務所を構えてた団地を訪れる。

ここはもう桜が散って、5月の気配さえ感じられる。
団地






その向かいにある公園。ここでよく気分転換で缶コーヒー飲みながら井戸端会議してたっけ。

ここに来ても何か有るわけじゃない。誰か待ってるわけじゃない。昔に戻れるわけでも無い。

でもどうしても来たかった。

そこにはやっぱり意味が有った。言葉で現せなきゃいけないんだけど、そんな簡単なもんじゃない。

使い古されて手垢が付きまくった、稚拙な表現だけど、やっぱり来て良かった。
団地の前の公園







帰りのフライトまではまだまだ時間があるし、

博多まで来たらやっぱり博多美人の足を撮りたいよね、ってことで

人がいる街に繰り出す。でもなかなか聞いて貰えない。

そりゃあ青白い顔してガラガラ声だもん。相手にしたくないわな。

でも幸運なことに、2名の博多美人さんが撮影に応じてくれました!

その2名の方は明日か明後日までに絶対掲載しますので、少々お待ちを!